過去ログ - 犬勇者「わんわんお!」
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53: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/08/09(日) 11:33:17.28 ID:3Ri8fxGZo

――森の家屋・呪術師の家

王都で三人を診た日から数えて、2日ほど経っただろうか。
その日、ギルドからの手紙を受け取った呪術師の顔が険しくなったのを俺は感じ取った。

呪術師「……勇者、が?」

犬勇者「わん?」(え、なに?)

手紙を握り締め、勇者と言葉を発した姿に思わず唸る。一体、その手紙には何が書かれているというのだろうか。
呪術師はその手紙に直ぐに何かを書き入れ、言伝に来た使者へと渡す。使者は何も言わず、直ぐ様去っていった。

呪術師「……犬、今日は帰りが遅くなるかもしれない」

呪術師はいつもより多めの支度をして、俺をひと撫ですると険しい顔つきで外出した。
恐らく、ギルドからの依頼があったのだろう―――そして、それは勇者、つまり俺に関連した何かで……。


犬勇者(とにかく、あの手紙……いや、依頼書か? あれが何か知りたいな。とはいえ、一人で外には出られないし……むう、帰宅を待つしかないのか?)

うろうろ、と家屋の中を彷徨く。気になるが、知る術はないし、出る事は禁止されてるし。
フラストレーションが溜まるじゃないか、と一心不乱に室内をぐるぐると回っていた。



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