過去ログ - 犬勇者「わんわんお!」
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54: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/08/09(日) 11:33:43.43 ID:3Ri8fxGZo

……そして、用意されていた食事も済まし、適当にくつろいでいると時間の経過に気づく。
既に日は暮れ、いつもの呪術師の帰宅時間からもオーバーしていると気づいた。

犬勇者(何かあったのか? いや、だけど遅くなるとも言っていたし……)

引っかかるのは呪術師の口から零れた言葉だった。
勇者、と確かに聞こえた―――いや、だけど俺は此処にいるわけだし……?

犬勇者(……悠長に考えてる暇はないか。あの表情は流石におかしい……よな?)

ちらり、と窓の外を見る。恨めしく、青白い月が目に入った――不気味で、嫌な予感がする。
窓枠を前足で確かめて、思考する。思い切りぶつかれば、壊れるんじゃね?

犬勇者(えーと、犬になってから鼻は鋭いしな……匂いさえ辿っていけば、呪術師を見つけられるか!)

よし、名案だ。既にちょっとどころではなく、帰宅時間は遅いんだ。
多少の無茶も許されると信じて―――俺は、呪術師の匂いが染み込んだ物を探す事を始めた。

犬勇者(嗅ぎながらじゃないと、判別できねーからな! ベ、別にやましい気持ちはないんだからねっ)

事は重大かもしれないと言うのに、洗濯物から衣類を探す俺は……はたから見れば、ただの変態犬なんだろうな。


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