114:名無しNIPPER
2015/09/15(火) 19:44:42.93 ID:Qgda5Rtt0
一方「なんだってんだ?この光はよ」
反射はできる。事実一方通行のからだにその球体は当たっていないのだから、それは間違っていない。だが
一方(解析が追い付かねェ。横へずらして自爆させるのが精一杯だ」
少女が叫びだしたと思えば、それは波紋のように周りへと広がっていき、次々と生徒たちが奇声をあげた。それが終わった
と思うと、次にはその体は地面へと倒れ込み、後に残ったのは光の球体だった。
一方「……汗。マジかよオイ」
冷や汗、しかし、これは恐怖の産物ではなく、今までに感じたことのない初めて緊張感からだ。
そう、一方通行は、今を楽しんでいるのだ。
一方(さて、この地図の印の場所に何かあるってんなら、この扉の奥のはずだが)
扉の取っ手に触れると、反射が発動した。何かが仕掛けられている。
一方「もう通用しねェよ。さっき散々似たようなモン見てんだからな」
パリンと、何かが割れるような音がする。ノブを捻ると、何の抵抗もなく開いた。一方通行が扉を開くと、そこには
一方「……また会ったな」
禁書「あ、右手はもう大丈夫なのかな」
一方「なんで俺の心配だよ。まずテメェの立場だろ」
姫神「……誰」
一方「別に名乗るほど偉ェもんじゃねェ。気にすんな」
姫神「そう。ここは危ない。早く出たほうがいい」
一方「怪物でも出るのかァ?」
姫神「それに等しい。危険」
禁書「というか、なんで扉が開いたのかな」
姫神「……あ」
一方(呑気な奴らだなァ、おィ)
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