過去ログ - カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」
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132: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/11(火) 00:45:35.98 ID:vjefeU+i0
タクミ「な、なにがだ。僕をからかってるんだろ」

カムイ「いいえ、タクミさんはわかっているみたいで、それがとても安心できるんです。私は暗夜の人間、生まれは関係ありません。暗夜で育ち、暗夜に養われてきた私をいきなり同胞として迎えろと言われたらどう思います」

タクミ「正直、気色が悪いし、距離を置くよ」

カムイ「はい、私もそう思います。だから、タクミさんのように警戒するのは当然のこと、だから気にしないでいいですよ」

タクミ「……なんか全部受け止められると、僕が情けなくなる。それになんだか、うまくあしらわれてるみたいで正直面白くない」

カムイ「ふふっ、暗夜にタクミさんに似ている弟がいるから、どうもお姉さんになりたくなってしまうのかもしれません。そうやって、少し不機嫌になるところとか、とても似てます」

タクミ「僕は、あんたのことを姉だなんて思ってない」

カムイ「はい、それでいいんです。むしろ、そうあるべきなんですから……」

タクミ「それはどういう……」

カムイ「さぁ、練習を続けてください。私に矢を射る音をたくさん聞かせて欲しいんです」

タクミ「あんたのために練習してるわけじゃない……。だけど、静かにしてるなら別に聞いてて構わな――」

???「やっと見つけた、タクミ様!」


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