過去ログ - カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」
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156: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/12(水) 22:25:23.34 ID:rUzcl0O00
モズメ「あ、あんた、だいじょうぶなんか?」

カムイ「なんとか。ふふっ、無事に外に出られて肩が一気に軽くなったみたいです」

モズメ「ほんと無茶しおる人や。でも、おかげで助かったわ、ありがとう」
以下略



157: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/12(水) 22:35:34.12 ID:rUzcl0O00
モズメ「……もっと早く来てほしかった。もっと早く来てくれたら、村のみんなも、あたい一人だけが守られることなんて、あたい、一人で……うわああああん」

カムイ「はい……」

モズメ「あたい、あたい、村のみんなに守られてばっかりやった。もっと早く来てくれたらなんて、あんたたちに責任転嫁してるだけや……」
以下略



158: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/12(水) 22:47:50.90 ID:rUzcl0O00
カゲロウ「疲れて眠りについたようで」

カムイ「はい、モズメさん以外の村の方々は?」

オボロ「残念だけど、他の人たちは……」
以下略



159: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/12(水) 22:58:07.34 ID:rUzcl0O00
◇◆◇◆◇
―白夜王国・カムイの部屋―

カムイ「……ん、んんっ、ここは……」

以下略



160: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/12(水) 23:06:41.53 ID:rUzcl0O00
リョウマ「あまり母上を困らせてやるんじゃないぞ。まぁ、今まで困らせられたこともないだろうから、それも嬉しいと思っているかもしれん」

カムイ「リョウマさん、あのノスフェラトゥはどういった者たちなんですか?」

リョウマ「タクミ達から説明は聞いていると思うが、あれは心を持たない獣だ。敵味方関係なく狙うような者もいるとされている。カムイは、そんなものを暗夜がなぜ送り込んでいるのかわかるか?」
以下略



161: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/12(水) 23:14:42.70 ID:rUzcl0O00
カムイ「暗夜の目的は何なんでしょうか?」

リョウマ「ふっ、考えるのも結構だが。この先、それをお前が考える必要はなくなる。俺たち家族がお前を守ると決めているからな。お前には普通の女性としてこれからは生きてもらいたいと考えている」

カムイ「普通の女性ですか?」
以下略



162: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/12(水) 23:24:41.10 ID:rUzcl0O00
リョウマ「……」

カムイ「……冷たいですね」

リョウマ「兜だからな」
以下略



163: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/12(水) 23:36:17.61 ID:rUzcl0O00
カムイ「……」

リョウマ「……カムイ、今日のこと、カゲロウから聞いている」

カムイ「はい」
以下略



164: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/12(水) 23:49:14.68 ID:rUzcl0O00
カムイ「そうですか……」

リョウマ「お前はどこか冷静だ、その立ち振る舞いはあいつにはまぶしく映っているのかもしれない。すまないが、今はそっとしておいてはくれないか」

カムイ「はい、私もタクミさんと喧嘩がしたいわけじゃないんです。ただ、話をしたいだけなんですよ」
以下略



165: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/12(水) 23:58:24.46 ID:rUzcl0O00
カムイ「モズメさん。ふふっ、慰められてしまいましたね」

モズメ「そ、そんな大きなことしとらんから。もう、真顔で結構恥ずかしいこと言うんやな」

カムイ「はい、それじゃ一つお願いいいですか?」
以下略



166: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/13(木) 00:08:08.01 ID:n3yNKAY60
モズメ「はぅぅぅぅぅぅ、だっ、ダメや。そんなとこ触らんといて」

カムイ「どうしたんですか? なんだかとっても顔が火照ってますよ」

モズメ(な、なんやこれ。とってもイケナイことしとる気がしてきた。あかん、このまま流されたらあかん、あかんのに……)
以下略



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