過去ログ - カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」
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2:名無しNIPPER[sage]
2015/08/03(月) 00:22:22.53 ID:KX5tiex1o
なんか重いね


3: ◆P2J2qxwRPm2A[sage saga]
2015/08/03(月) 00:26:12.33 ID:nq9m+CUS0
カムイ(私が光を失ったのは幼い頃のことで、鍛錬の最中に目先を横切った剣先を避けることができなかったことが原因でした)

カムイ(今ではその目の傷は瞼の下に隠されている。人に見せるものでもないと幼心に分かっていたからでしょうか)

カムイ(それから私は感覚を鍛えることに必至になった。体に術式を施してもらえたのは僥倖で、私の感覚能力は高いものになって、今では光を知る人と同じほどに剣を振るえるようになった)
以下略



4: ◆P2J2qxwRPm2A[sage saga]
2015/08/03(月) 00:35:59.80 ID:nq9m+CUS0
カムイ「お父様が私をですか?」

マークス「そうだ、ついにお前も自由になる時が来たんだカムイ。ここまで続けてきた鍛錬が実を結んだといってもいい」

カムイ「いいえ、これもマークス兄さんや支えてくれた皆さんのおかげです。私自身の力ではどうにもできなかったはずですから」
以下略



5: ◆P2J2qxwRPm2A[sage saga]
2015/08/03(月) 00:43:34.40 ID:nq9m+CUS0
カムイ「ふふっ、私も目が見えればレオンさんのが慌てている姿を見ることができるんですけど、感覚だけでは気配が慌てて動いてるようにしか感じられません」

レオン「もう、そこに記憶上の僕の顔をトレースしてるんだから、実際見てるのと変わらな……ごめん、悪気はないんだ」

カムイ「目のことで謝らないでください、それに先に口に出したのは私ですから、だからそう悲しい顔もしないでください」
以下略



6: ◆P2J2qxwRPm2A[sage saga]
2015/08/03(月) 00:51:25.84 ID:nq9m+CUS0
カミラ「もちろん、私にとっても可愛い弟だからね」

カムイ「カミラ姉さん」

カミラ「あらあら、マークスお兄様が外に出られるようになったことを先にカムイに伝えてしまったから、私の出番が無くなっちゃったじゃない」
以下略



7: ◆P2J2qxwRPm2A[sage saga]
2015/08/03(月) 01:00:03.00 ID:nq9m+CUS0
エリーゼ「やっと追いついた、あっ、カムイおねえちゃんだ! カムイおねえちゃーん!」ダキッ

カムイ「おっと、ふふっエリーゼさんはいつも元気いっぱいですね」

エリーゼ「うん、あたしカムイおねえちゃん大好き! 世界でいちばん好き好きー」
以下略



8: ◆P2J2qxwRPm2A[sage saga]
2015/08/03(月) 01:09:38.73 ID:nq9m+CUS0
ジョーカー「お待ちしておりました、カムイ様」

カムイ「はい、荷物の準備ありがとうございます、ジョーカーさん」

ジョーカー「いえいえ、お安いご用です。ささっ、ギュンターがすでに正門でお待ちです。それにしても突然決まりましたね」
以下略



9: ◆P2J2qxwRPm2A[sage saga]
2015/08/03(月) 01:17:58.50 ID:nq9m+CUS0
ギュンター「皆さまがお待ちですぞ」

カムイ「そうですか、残念です。ギュンターさんとジョーカーさんが私について来るのでしょうか?」

ギュンター「あと厩舎係のリリスがお供します。リリスにはカムイ様の馬を任せておりますので」
以下略



10: ◆P2J2qxwRPm2A[sage saga]
2015/08/03(月) 01:26:24.91 ID:nq9m+CUS0
リリス「カムイ様、こちらです」

カムイ「ああ、リリスさん。では私はリリスさんの馬に乗っていきますので、また城で」

リリス「カムイ様、乗馬の方は大丈夫でしょうか?」
以下略



11: ◆P2J2qxwRPm2A[sage saga]
2015/08/03(月) 01:40:21.27 ID:nq9m+CUS0
―暗夜王国・王都ウィンダム『クラーケンシュタイン城』―

ガロン「よく来たな、カムイ」

カムイ「はい、お父様。長い間、私のことを覚えて頂きありがとうございます」
以下略



12: ◆P2J2qxwRPm2A[sage saga]
2015/08/03(月) 01:58:27.04 ID:nq9m+CUS0
カムイ「お父様、ありがとうございます……」

ガロン「うむ、お前をこうしてこのクラーケンシュタイン城に呼んだのは、日々の精進が実を結んだがゆえ。きくと、今ではマークスと互角に渡り合うほどに腕を上げたそうではないか……その力を私の前で見せてもらおう」

カムイ「見せるですか?」
以下略



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