過去ログ - カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」
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51: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/05(水) 23:36:18.76 ID:A2J2oZID0
カムイ「リリスさん、本当によろしいんですか? これから向かう場所は敵の領地、戦闘になる可能性は高いんですよ」

リリス「はい、構いません。それに今動けるのは私しかいません。今から城塞に戻るのも難しいようですから。大丈夫です、私にも魔法の心得はあります、それにカムイ様のお役に立ちたいんです」

カムイ「……」
以下略



52: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/05(水) 23:37:07.09 ID:A2J2oZID0
紺ドア→×

今度から→○


53: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/05(水) 23:44:16.69 ID:A2J2oZID0
マークス「報告という固い言葉を使うようになったのだな、カムイ。だが、私たちは家族の間柄だ。もう少し砕けた言葉にしてもいいのだぞ」

カムイ「マークス兄さん。そうですね、ちょっと背伸びをしたくなってしまったのかもしれません、今度からはちゃんとみんなに伝えますね」

マークス「うむ、しかし白夜領にある無人となった城砦への偵察か……」
以下略



54: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/05(水) 23:51:20.67 ID:A2J2oZID0
マクベス「それをして、私に何か利益があるのですかな?」

カムイ「いいえ、私が個人的にマクベスさんの顔を知りたいだけなんです。他意はありません」

マクベス「ふん、少しだけならよろしいですよ」
以下略



55: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/05(水) 23:59:14.81 ID:A2J2oZID0
マクベス「これでまだ何かを望まれるというのであれば、王族としてガロン王様がカムイ王女を認めることはないでしょう」

カムイ「私は王族でなくてもいいので、十人くらい兵士がほしいのですが」

マクベス「……あのですね、カムイ王女。私の話を聞いておられましたか?」
以下略



56: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/06(木) 00:08:26.95 ID:4yjHbdm40
カムイ「はい、お父様」

ガロン「では、約束の人材だ。この男を連れてゆけ」

ガンズ「………」
以下略



57: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/06(木) 00:13:19.40 ID:4yjHbdm40
カムイ「お父様、今回の偵察任務、私が最高指揮官ということでいいのでしょうか?」

ガロン「そうだ、他の者たちは、皆お前の部下だ」

カムイ「では、命令に反した部下の処遇は『私が下してもよい』そう考えてよろしいですね」
以下略



58: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/06(木) 00:18:51.82 ID:4yjHbdm40
◇◆◇◆◇
―王都ウィンダム―

ガンズ「……」

以下略



59: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/06(木) 00:23:40.60 ID:4yjHbdm40
???「失礼します、カムイ王女でよろしいですか?」

ガンズ「誰だてめえは? おれたちはこれから大切な任務がある。邪魔するってんならタダじゃ済まさねえぞ」

カムイ「ガンズ! すみません、私の部下が失礼なことを。私がカムイで間違いありません、あなたは一体?」
以下略



60: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/06(木) 00:28:04.71 ID:4yjHbdm40
カムイ「はい、………!」

サイラス「………」

カムイ(これはエリーゼさんの印……。心配をすでに掛けてしまっていたんですね。帰ったらお礼を言わないといけません」
以下略



61: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/06(木) 00:42:21.08 ID:4yjHbdm40
カムイ「お顔に触れてもいいでしょうか?」

サイラス「はい、どうぞ」

カムイ「……昔、私なんかに付き添ってくれた友達がいたんです。目が見えない私のためにいろいろしてくれた、今なら親友という言葉をあげたい人が」
以下略



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