過去ログ - カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」
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877: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/24(木) 23:53:18.96 ID:Uh9TFPf20
カムイ「……この声、クリムゾンさんですか?」

クリムゾン「良くわかったね。あまり話してなかったと思ったんだけど、覚えててくれてうれしいよ」

カムイ「いえ、その節は先導してくださってありがとうございます」

クリムゾン「いいって、協力するのは当然のことだからさ」

カムイ「帰還したマクベスさんから報告はいただいています。シュヴァリエ公国の奪還の方、無事に済んだようですね」

クリムゾン「…………」

カムイ「どうしました?」

クリムゾン「あ、いや、ごめんよ。すぐにこっちに向かってきたからさ、ちょっと疲れてるだけだから、気にしないで」

カムイ「そうですか。それにしても、なぜ私を訪ねてきたんですか。シュヴァリエを開放したのはマクベスさん率いる正騎兵の方たちでしたが」

クリムゾン「ははっ、カムイがマカラスを開放してくれたおかげで道が開けたんだ。だから私は正規兵よりもカムイ王女の遊撃隊の方に礼を言いたくてね」

カムイ「そうですか。ふふっ、わざわざありがとうございます」

クリムゾン「まいったね。私が礼を言いに来たのに、礼を言われてばっかりじゃん。まぁいいや、少し暗夜王国に滞在することになってるから、礼はいつでもいいよね」

カムイ「少しの間、滞在される予定なんですか?」

クリムゾン「ああ、そうさ。まぁ、カムイと接点が無かったら、この滞在も叶わなかっただろうしね」

カムイ「ふふっ、そうですか。それで、どこに泊まる予定なんですか?」

クリムゾン「ん、決まってないよ。まぁお忍びってわけでもないけど、突然来たようなものだし、いきなり頼むのもあれだし。まぁ、野宿には慣れてるからさ」

カムイ「……そうですね。あの、クリムゾンさん」

クリムゾン「ん? なんだい」

「よろしければ、私の住む城塞に来てみませんか? ふかふかのベッドをご用意できるかもしれません」


休息2 おわり



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