過去ログ - カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」
1- 20
939: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/28(月) 23:15:38.55 ID:9Ld8bnHp0
クリムゾン「……なんで、あんたのおかげでマカラスまでの道が開けたんだよ。それを……」

カムイ「さぁ、何か面白くないのかもしれません。別に私にとってはどうでもいいことですが。でも、シュヴァリエ公国までの道を開いたのは私ですから、その先で何が起きたの、知らなくてはいけない立場にいるはずですから」

クリムゾン「……、口から出まかせ言ってるわけじゃなさそうだね」

カムイ「こんなことで嘘を吐いたって仕方ありませんから、それに私を訪ねてきた時のクリムゾンさんはとても辛そうでしたよ? 正直、ウィンダムに出来れば来たくなかったんじゃないですか?」

クリムゾン「……なんか、私の心の中を探られてるみたいで気味が悪いね」

カムイ「……」

クリムゾン「けど、カムイにはシュヴァリエ公国までの道を開いてくれたのは確かだ。わかったよ、でもあまりいい話じゃないよ」

カムイ「わかってます。逆に意気揚々と話されたりしたら、困りますから」

クリムゾン「私が、そんな風に話をするようなやつに見えるかい?」

カムイ「人は見かけによりませんから」

クリムゾン「そこはお世辞でも、クリムゾンさんはそういう人には見えません、って言うところだよ」

カムイ「でも、クリムゾンさんのほうこそ大丈夫ですか?」

クリムゾン「なにがだい?」

カムイ「正直、話す方が辛いことだと思いますから」

クリムゾン「ははっ、こんな風に気にしてくれるなんて、まるで友達みたいだな」

カムイ「はい、私とクリムゾンさんは友達ですから、心配するのは当然ですよ」

クリムゾン「……まったく、調子のいい友達だね。わかった、話せる範囲でいいなら」

カムイ「お願いします」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/879.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice