過去ログ - カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」
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977: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/10/01(木) 00:12:19.40 ID:hH4N980c0
カムイ「では、共に闘うことになったら。ちょっと噛ませてください」

クリムゾン「ちょっと、あんたおかしいよ。一体何がしたいんだ。あっんぁ、も、もう耳朶に、ふれない、触れないでよ」

カムイ「はい、そうですね。ありがとうございました」

クリムゾン「はぁ、こっちは心臓に鞭打って話に来たっていうのに」

カムイ「そう怒らないでください。クリムゾンさん、ではその時が来たら私はあなたとともに剣を取ることを約束しましょう」

クリムゾン「……二言はないんだね?」

カムイ「はい。ですが、今は駄目です。今はどんな理由があろうともあなたと剣を取ることはできません。むしろ、剣を交える側に回ることになります」

クリムゾン「……そうならないために、私がいるんだよ。へへっ、その日が楽しみになってきたね」

カムイ「……クリムゾンさん。正直、私は難しいと思っています。あなたの話を聞いた限り、もうこの瞬間に反乱が始まっている可能性さえあるんですから」

クリムゾン「その時はその時だよ。運がなかったって諦めるしかない。でも、リョウマがいてくれるんだ。帰る予定までは持たせてくれるはずだからさ」

カムイ「そうですか。では」スッ

クリムゾン「?」

カムイ「握手です。私とクリムゾンさんの約束がここで為されたこと、それを証明する、ただそれだけの行為です」

クリムゾン「ははっ、いいねそれ。それじゃ、いつか共に剣を取って戦おうね、カムイ」

カムイ「はい、クリムゾンさんのフニフニした耳たぶを噛むことができることを祈ってます」

クリムゾン「…………」ギュッギュッギュ

カムイ「あ、あの、クリムゾンさん、手が、手が痛いです」


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