過去ログ - にこ・絵里・真姫「「「夏、終わらないで」」」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/08/28(金) 18:27:18.16 ID:Ol5i/n0r0
◇そんなこんなで私は穂乃果ちゃんに手を引かれて秋葉の街へと
同じようにもう片方の手で掴まれた希ちゃんと一緒に駆けだしたのです
絵里「あら?希はもう先に帰ったの?」
海未「希でしたら花陽と共に穂乃果に連れられて行きましたよ?」
真姫「ええ、無駄に元気な叫び声だったわね」
いつだって元気よね、あの子
そうですね、そこが穂乃果の良い所です
なんでアンタが少し自慢気なのよ…イミワカンナイ
なんて会話をしながらこの3人も
夕日に照らされるアスファルトの上を歩きだす
街路樹の幹やまだ活力に溢れ青々とした葉の影がまだ暑い日差しを遮る
学校を出てすぐの信号機は青緑色で渡ろうと思えば渡れた横断歩道は
あえて渡らない、反対側の歩道は太陽の位置関係から斜陽が照り付けてる
少しでも避暑地ができる通りを通ろうという魂胆であった
海未「にこは凛と一足先に帰りましたからね…」
絵里「ええ、そうね…花陽も穂乃果も居ないし…」
真姫「この3人だけって言うのも珍しいかしら」
海未「心頭滅却すれば火もまた涼しとはいうものの…
これは真面目に日傘を持ってくることを
考えた方が良いかもしれませんね」
絵里「傘ね…」
ふと、親友のおみくじの内容を思い出す
確かラッキーアイテムは傘だったかしら?、と
そして家に帰る途中にあるホームセンターの看板が目に映る
絵里「二人とも私はちょっとだけ買い物に寄ってくから此処でお別れね」
真姫「そう?」
海未「ではまた明日」
絵里「ええ!」
絵里「さて、家にあった傘も古くなってたから買い換えなきゃって
思ってたのよね…」
橙色のグラデーションの中、遠ざかっていく二人を背に絵里は
自動ドアの先へと進んでいく
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