過去ログ - にこ・絵里・真姫「「「夏、終わらないで」」」
1- 20
33:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:28:23.80 ID:Ol5i/n0r0
―――
――






キュッ キュッ!  シャアアアアアアァァァァァ…





絵里「〜♪」



蛇口をひねり、シャワーノズルから出て来る温水で頭についた泡を
洗い流す、その度に露わになる絵里の美しいブロンドの髪

人工的な温かい雨水は彼女の長い髪から首を…うなじを…そして肩や腕へ
まるで雨上がりや朝露に濡れた葉から雫が垂れていくように
絵里のしなやかな身体から浴室のタイルへと落ちていく


お湯が絵里の身体に当たっては湯船の湯気同様に鏡を曇らせ
浴室内を靄が掛かったようにしていく…

 通常よりも少しだけ熱めにしてるから尚更、それは濃くて…
少しだけ視界が悪いくらいだった





絵里「〜♪」ゴシゴシ…



絵里「…?」ゴシゴシ…








絵里「…」







絵里「亜里沙?」



目元に掛かる濡れた髪を払い、声を掛ける…
蒸気でぼやけた視界の先に映る扉には誰も居ない、そして絵里の声に
反応してくれる人物もまた同じく…




絵里「…」キュッ キュッ


気のせいだったのかしら?そう思い、再び彼女は蛇口をひねり
身体についた泡を綺麗に流そうとお湯を出します…




絵里(…なんだか、気味が悪いわね…)ブルッ



真夏日の暑さからかいてしまった汗を流す為にわざと熱めにしたお湯
それに当たりながらも背筋に薄ら寒いモノを感じる…




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
37Res/52.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice