156:名無しNIPPER[saga]
2015/08/13(木) 20:17:24.47 ID:n/xxMRDyO
誰にも言わず、車椅子を頑張って走らせて辿り着いたのは
住宅街から少し外れた場所にある、小さな一軒家
雑草が生い茂り、人が住んでいるのかも怪しいその佇まいは
まさに監禁場所というようなものだった
東郷「来たわよ」
インターホンを押しても音が出ず、ドアを叩いては見たが、
こちらも反応はない
もしかしたら……と、ドアを引いてはみたものの、やっぱり反応はない
東郷「悪戯だった……?」
犯人のただのお遊び
そう思いはしたものの、直ぐに首を振って否定する
犯人がそんな意味がなく、幼稚なことをするとは思えなかった
そんな事はあってはならないことだ
けれど、私は犯人に対し、ある意味信頼のようなものを持っていたのかもしれない
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