過去ログ - 【FEif】サクラ「……兄様に、愛して欲しいんです」レオン「…うん」
1- 20
41: ◆03c8p6uqPYXl[saga]
2015/08/03(月) 15:59:39.28 ID:fXnEP6SCO
カムイ「……じゃあちょっと一回部屋に戻るよ。サクラ」

サクラ「はい、兄様」

カムイ「そうだ、良かったらサクラ…僕の部屋に夜になったら来ない?」

サクラ「え?夜ですか!?」

カムイ「うん、駄目…かな…」

サクラ「……は、はい!」

サクラ「喜んで……行かせていただきます!」

カムイ「…うん、じゃあ夜に僕の部屋に来てくれ。待ってるから」

カムイ「…じゃあ、戻るね」

サクラ「…はい。また、あとで…」



カザハナ「サクラアアアアアアアアアアアアアアアッ!」

サクラ「…どうしたんですか?カザハナさん」

カザハナ「あんたは悲しくないのっ!?今のカムイ様は記憶を消されてるんだよ!」

カザハナ「今のサクラはカムイ様の記憶のヒノカ様が居た場所に居座ってるだけ!」

カザハナ「それでいいの!?こんな誰かに作られた悲しい幸せでいいの!?」

カザハナ「本当の意味で幸せになりたくないの!?」

サクラ「……いいんです」

カザハナ「サクラ!」

サクラ「…正直を言えば…私はこれが間違ってるって頭では理解してるんです」

サクラ「そもそも…私のこの兄様が好きという感情もロプト様に植え付けられたものかもしれない」

サクラ「…でも、私の心の中は、これしか残ってないんです」

サクラ「何年もの間心を揺り動かしたこの感情しか…」

カザハナ「そんなのロプトに植え付けられた偽りの感情なんだよ!」

サクラ「…それでも、です」

サクラ「…兄様に愛してもらえなければ、私の心が壊れてしまう」

カザハナ「サクラ…!」

サクラ「……すみません、カザハナさん。これは私のわがままなんです」

サクラ「だけど、私はこれだけは譲れないんです」

サクラ「…兄様に、愛して欲しいんです」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/392.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice