過去ログ - 【安価】美波「ファンタジーな世界で大魔王ちひろを倒す」14
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名無しNIPPER
[saga]
2015/09/23(水) 01:02:06.72 ID:WTIba5A50
凛「ねえ、菜々さん、私……私も愛梨も、シンデレラガールなんだよね……?」
菜々「……はい」
凛「プロデューサーは言ってた。アイドルじゃないと大魔王は倒せないって」
凛「そのアイドルの高みがシンデレラガールだって……だけど、大魔王は倒せなくて……同じシンデレラガールの蘭子は私たちと敵対して」
凛「神様との戦いも、勝負にすらならなかった……なんで、私も愛梨も、シンデレラガールになれたのに……!!」
菜々「それは……」
凛「シンデレラガールになっても、結局プロデューサーに助けてもらって、そのプロデューサーは私たちの代わりに――」
愛梨「凛ちゃん!」
凛「愛梨……」ビクッ
愛梨「……シンデレラガールの力は、大魔王を倒すため力じゃないんです。世界中のみんなの心を繋ぐための力……」
『そして、みんなの心を繋ぐ……私たちの願いそのものを受け継いでくれるアイドルがこの国で生まれてくれるよう……祈りを捧げます』
ヘレン『シンデレラ……彼女たちが願い、叶えようとした夢の存在へと!!』
凛「わかってる、わかってるけど……それなら、どうして昔のアイドルたちは私たちにシンデレラガールの力を残してくれたの!?」
菜々「……あの人たちが、どうしてシンデレラガールの力を残してくれたのか、本当の意味をナナは知りません」
菜々「ただ……世界を守るために残してくれた力であることは、間違いないはずです」
愛梨「私たちは……私たちの力を信じて進むしかないんですね……」
凛「……加蓮や奈緒も、せっかく、プロデューサーに会うことができたのに」ググッ……
菜々「いつか、みなさんにもお話しないといけませんね。みくちゃんたちとは、まだ話さないようにと口裏を合わせていますけど」
凛「……みくは強いね。私、いま凄く動揺してるのが自分でもわかるのに、みくはそんな素振りも見せてなくて」
愛梨「みくちゃんも、ずっと前から覚悟していたみたいです。プロデューサーさんと菜々ちゃんを助けようって決めたときから……」
菜々「あはは……みくちゃんとは、結構付き合い長いですからね」
凛「そう……」
菜々「……戻りましょうか。凛ちゃん、ナナたちを呼びにきてくれたんですよね?」
凛「……うん、卯月たちがご飯の支度を済ませたから」
愛梨「それなら戻りましょう。早く戻ってみんなに心配掛けないようにしなくちゃ」
凛「……」
愛梨「いまは……大魔王を倒して、世界を平和にすることだけを考えましょう。プロデューサーさんは、私たちにそれを望んでいるんですから」
凛「……うん」
ザッ、ザッ、ザッ……
……
…………
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