過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
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36: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/05(水) 12:06:02.02 ID:xZPme1KjO

一時間ほどして昼を少し過ぎた頃、姉ちゃんは「ちょっと外に出よう」と言って席を立った。


「列車の中で食べようと思ったけど、夏だから悪くなっちゃいそう」


図書館の裏側、建物の影が落とされた芝生の上。

リュックサックから取り出したのは、使い捨ての弁当容器に収められたいくつものおにぎりと卵焼きだった。

二人の間に置いた容器からひとつのおにぎりを手に取った時、僕のお腹は小さく鳴った。


「あははっ……お腹空いてたんだ、言えばよかったのに」

「……空いてると思わなかったんだ」


誤魔化したみたいだけど、本当の事だった。

そのくらい頭の中はこれからの事でいっぱいだったんだ。


「割り箸入れてくるの忘れたの、卵焼きも摘まんで食べられるよね」


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