過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
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49: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/06(木) 00:33:15.07 ID:FxJ+yHgFo

「今どのくらい進んだかな」

「地図見るのやめよ、さっき確かめた時に『まだここかぁ』ってちょっと落ち込んだもん」

「でも道を間違ったりして?」

「別れ道があったらその時見ればいいよ。柵原ってとこまでは無かったはず」


道に面した田んぼの縁に植えられた向日葵を数えて歩き「50本ちょうどだった」「いや52本あったよ」とふざけて言い争って。

たまに通り過ぎる車のナンバープレートの頭文字を「次は3だよ」「じゃあ僕は7」と根拠もなく当てあいっこをして。

僕が何もせず通り過ぎたお地蔵様に姉ちゃんが小さく会釈したのを見て、慌てて自分も戻って一礼したり。

畑の遥か向こうに鹿の姿が見えたら足を止めてしばらくはしゃいだりしながら、僕らは陽炎に揺らぐ道を歩いた。


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