過去ログ - 旅人「モンスター娘に殺される話」
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2015/08/04(火) 19:01:35.48 ID:Qo4PdzSj0
  
 「……そーいう話じゃあなくて」 
  
 「まだ慣れてないのか、ウブで可愛い子がいて、つい気が乗っちゃってさ」 
  
28:名無しNIPPER[saga]
2015/08/04(火) 19:06:29.53 ID:Qo4PdzSj0
  
  
 運ばれていく駕籠。そしてその周囲を守る兵士達。 
  
 それを遠くから観察する、二人。 
29:名無しNIPPER[saga]
2015/08/04(火) 19:07:22.31 ID:Qo4PdzSj0
  
  
 山道に入れば、どうしても隊列は伸びる。 
  
 視界も、足元も、悪くなる。 
30:名無しNIPPER[saga]
2015/08/04(火) 19:08:04.57 ID:Qo4PdzSj0
  
 倒れた巨木を乗り越えようとする、分断された兵士ら。 
  
 だが、その背後から悠然と近づく、足音。 
  
31:名無しNIPPER[saga]
2015/08/04(火) 19:09:17.87 ID:Qo4PdzSj0
  
 「密集陣形! 駕籠を守れぇ!」 
  
 「また木がくるぞ!」 
  
32:名無しNIPPER[saga]
2015/08/04(火) 19:10:15.74 ID:Qo4PdzSj0
  
 戸惑い陣形が乱れた隙、駕籠前にいた兵士の顎を男は蹴り上げる。 
  
 さらに相手の腰にある護身用の短剣を抜き、斬りかかってきた相手の剣を受けた。 
  
33:名無しNIPPER[sage]
2015/08/04(火) 19:15:22.96 ID:/JE1fF3AO
 上から来るぞぉ!木をつけろぉ! 
34:名無しNIPPER[saga]
2015/08/04(火) 19:16:41.48 ID:Qo4PdzSj0
  
  
 「……はっ……はぁ…………まいたか?」 
  
 黒装束の男は、慎重に、周囲の気配を探りながら 
35:名無しNIPPER[saga]
2015/08/04(火) 19:17:35.11 ID:Qo4PdzSj0
  
 「……さて、と。俺ももう一仕事」 
  
 男は腕を掲げる。と、そこに一羽、舞い降りる影が。 
  
36:名無しNIPPER[saga]
2015/08/04(火) 19:18:34.89 ID:Qo4PdzSj0
  
 「ほんとに覗きに来ないなんて」 
  
 声に振り向こうとして、顔を背ける男。 
  
37:名無しNIPPER[saga]
2015/08/04(火) 19:19:08.42 ID:Qo4PdzSj0
  
 「……なぁ今これ動いたか」 
  
 「…………そう?」 
  
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