過去ログ - 旅人「モンスター娘に殺される話」
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80:名無しNIPPER[saga]
2015/08/04(火) 20:34:39.56 ID:Qo4PdzSj0
共存できると、仲良くできると思っていた。
村ではずっと、そうできていた。
「お前も、もう一匹と共に村を出ていてくれれば…………あぁ、我々も、無駄に殺さずに済んだというのに」
坊主頭の声が、わんわん響く。
「村の、薄汚い人間どもも。………………貴重なもう一匹も」
「ぇ…………」
血の気が、引くのが分かる。
さっきまで、沸騰しそうだった全身の血が、一気に逆流する。
「残った一匹のため、ヒトと獣と、怪物の世を作ろうなどと、世迷言をほざく、歪んだ怪物になど、ならずに…………それを、殺さずに、済んだろうに」
聞こえない。
うまく、言葉が咀嚼できない。
「そう…………仕方ないから、美しい姿のまま私のコレクションにしたよ」
箱を取り出す。
頭一つぶんほどの大きさの
箱。
「お前も見たいだろう」
がこっ
箱のふたが開く。
「兄の顔を」
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