過去ログ - 【完全】安価でぼくらの【オリジナル】
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276: ◆U3ohnrAzXeEd[saga]
2015/08/07(金) 23:42:54.99 ID:QzO7GzLno
夢路『気になってたんだけど…この家。一人暮らし?』

瑞水『……』

緋色「ええ。そうよ、私はずっと一人。けどその方が気儘で楽よ」

羽音が言ってはいけない。と言ったふうに口を噤む
だから私も羽音に聞こえない音で夢路に言った


夢路「なんでだよ?」

緋色「さあ。私の事死んだと思ってるのよ」

羽音に口を読まれないよう、出来るだけ唇を動かさない
それは夢路も同じ。

緋色「死のうとしたことがあるの。私」

ずっとずっと前。私の祖母が死んだ
初めて人が死んだ。私は悲しいとかそんな感情の前に。死ぬという事象に興味が湧いた
死後の世界とは何か。死んだらどこに行くのか。死んだ時の感覚は。死ぬこと自体。それは希望か絶望か


迷いはなかった。私はその日のうちに湯船にお湯を張って手首を切った
テレビでやってたサスペンスの真似事だ。


ちゃんと遺書も書いた



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