過去ログ - 【がっこうぐらし】慈「めぐねえハーレム?」【安価】
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191: ◆vcwOztGGw2[saga]
2015/08/14(金) 02:04:22.67 ID:ao3PnyCd0
慈「……ふぅ」

 落ち着こう。開いたらできるだけ友好的に。
 奴が出てきたら、すぐさま逃げる。それだけだ。人間が不意打ちで攻撃を仕掛けてきたら、なんて思うと怖いけど。
 でも、見逃すわけにはいかない。

慈「行くわよ」

 小声で言い、後ろの二人を肩越しに確認。こっちを見ている胡桃ちゃんは首を縦に振った。

慈(危ない橋よね……)

 ままよ、という気持ちで一気にロッカーを開ける。

慈「え……?」

 そして、フリーズ。
 そこには予想外な人物がいた。
 栗毛色のふわふわとしたロングヘアー。白衣を着た、大人っぽい見た目の彼女は――

???「ふぁ……。あら?」

 起きた。眠そうに息をもらす彼女と目が合う。
 最初はきょとんとしていた彼女だが、状況を理解したのだろう。嬉しそうな笑顔を浮かべると、

???「慈さん!」

 ロッカーから飛び出し私に勢いよく飛びついてきた。

慈「うぇっ、ちょっと待――」

 不意をつかれ私は後ろ向きに転倒。
 ロッカーから飛び出してきた彼女に押し倒されたような体勢に。
 が、私の上にいる彼女はそんなこと気にせず、嬉々とした顔をしてはしゃぐ。

???「良かったです、無事だったんで――ごふ!?」

 で、叩かれた。胡桃ちゃんのシャベルに脇腹を。縦に向けたシャベルの側面でスパンと叩くくらいのレベルだが、痛そうだ。
 こてん、と横に倒れた彼女。私はシャベルを構えている胡桃ちゃんへ、手を挙げ止めるよう示す。

慈「大丈夫、味方です。保健室の先生よ」

胡桃「保健室? ……あ」

 気づいたのだろう。胡桃ちゃんが苦い顔をして目を逸らした。
 保健室の先生、栗宮天子。意外な生存者であった。


【選択肢次第で、と言いましたが今回は弱い由紀ちゃんをあえて連れてきた時点で仲間になることは確定です】
【由紀の精神ポイントが0にならなければ、ですが】
【昼で由紀ちゃんを連れず死体を発見した日の夜、物音で目を覚ました由紀ちゃんに対してどんな対応するかを選択肢が出てくる――なんてことも】
【仲間がキーパーソンになることもあるので、色々試すのも大切かと】


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