過去ログ - 【がっこうぐらし】慈「めぐねえハーレム?」【安価】
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59: ◆vcwOztGGw2[saga]
2015/08/08(土) 21:25:18.98 ID:lvugu3Yo0
【『慈 力 30』 『コンマ 67』 結果:不可】

 倒す。それしかない。
 私は焦っていた。私の後ろには守るべき生徒がいる。ここで敵を避けたりすれば、彼女たちに危害が及ぶかもしれない。
 ――だから、私が。

慈「っう……」

 弱気になりそうな自分を感じ、無意識に声が出そうになる。
 でも駄目だ。叫んでは新しい敵をおびき出してしまうかもしれない。
 私は歯を噛み締め、目の前の敵へ駆け出す。また丈槍さんの声がしたような気がするけど、止まるわけないはいかない。
 近づく。奴はすでに手をこちらに向けており、私のことを捕まえようとしていた。

慈(倒す、仕留める……!)

 かわそうとする発想はなかった。
 手の中の杭を握りしめ、今度は先端を対象に向ける。
 叩こうとするから駄目なのだ。今度は、刺して――

慈「あっ……」

 手が震える。生徒だったもの、それを仕留めるという事実。
 死の危険にさらされながら思ったのは、そんななんの得にもならなそうなことだった。
 狙いが逸れる。まっすぐ突き出した杭。その先端が奴の首の端に刺さった。
 手に伝わる暴力の感触。追撃をしようと考えたのは、攻撃してから数秒経った後。
 杭を引こうとした直後私は、首を掴まれる。

慈「っ、ぐっ――」

 首が折れると錯覚してしまうほどの強い力。
 呻きながら私は杭を抜こうとする。けれど中々抜けない。
 息が苦しい。奴らのようなうめき声をもらし、私は必死にもがく。
 目の前には首を掴んだ奴が顔を近づけてきている。なにをしようとしているかは、なんとなく分かった。
 そして私に死が間近まで迫っていることも。

胡桃「こんっの――離せ!」

 遠くに聞こえる声。
 ぼやける視界に銅色が閃く。

慈「あ゛っ、うう……げほっ、ごほ」

 いつの間にか私は床に倒れていた。
 咳き込み、私は実感する。生きている。
 ……助けられたみたいね。

【佐倉 慈】
 体力 80 → 60
 耐性 90 → 70


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