過去ログ - 一夏「ラウラに腹パイルバンカーしたい」
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26: ◆wIGwbeMIJg[saga]
2015/08/07(金) 03:24:55.58 ID:Lz61z0Ht0
「うあがっ……あうっぐ! あうあがうっ……ふぅっ…う……」


 パイルバンカーを再び打ち込まれ、ラウラは体をくの字に曲げる。そしてまた一夏に顔を向ける。


「しん…….ぱ…….い……する……な….わた…しはへ……いき…だ」


 投げかけられるのは先程と同じ一夏を想う言葉。もう一発打ちこむ。さらにもう一発。


 ――――いくらパイルバンカーを打っても命乞いの言葉を吐くことはなかった。そして気づけば一夏は泣いていた。


「…….うっ……くっ」


「なく……な……いち…か….….」


「何で……何でラウラは平気なんだよっ! 痛くて……苦しいんじゃないのかっ!」


 一夏は貯めていた思いを吐き出した。何故、なんで。不可解でもやもやする物をラウラに投げかける。するとラウラは息も絶え絶えに語り出した。


ラウラ「わたし….…は……いち……か……が…….好き……だ」


一夏「え……」


ラウラ「だけ……ど……わた….しは……しょせ…ん…兵器…….だ…。ひとを……愛を…伝え….る…すべなん…て…….わからな……い」


ラウラ「ずっ…….と….….なやん、……で、いた….….ん……だ……どうやっ….….て…好き…と….伝え….れば、よいの….かと」


ラウラ「だけ……ど……いま…なら….伝え…….られ…る」


ラウラ「どんな….….痛み……も…いち…か…がいれ…….ばたえら…….れる……」


ラウラ「それぐ…….ら……い…いち….…が…….好き….だ」


ラウラ「こん…….な、….…告白…で….すまな….い。でも….わたしに….は….こんな….ほうほう….し….…か…」


一夏「ラウラ….…」


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