過去ログ - 京太郎「彼女が欲しい」カピ「仕方ないわね……協力してあげるわよ」
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◆3tY9LUZmV5E6
[saga]
2015/08/19(水) 21:49:49.18 ID:oa+RjOQvO
体育館裏、他の生徒達は既に下校している時間。 空も闇に落ち、道路沿いの街灯だけが二人を照らしていた。
京太郎「誠子さん」
誠子「……」
京太郎「えっと……」
誠子「あはは、暗いな」
誠子「どうしたんだ?」
京太郎「誠子さん……俺」
誠子「空も暗いなぁ」アハハ
京太郎「誠子さんの事が……」
誠子「……」スッ
京太郎「!」
言葉を遮るように、人差し指を京太郎の唇へと当てる。
ポタッポタッ
心の奥から零れる物が、押し留めていた物が地面を濡らした。
誠子「私で良いのか?」ツーッ
京太郎「好きです」
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