過去ログ - 結衣「ヒッキーがまたあくびしてる…」
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32:名無しNIPPER[saga]
2015/08/07(金) 01:07:56.87 ID:uAn3XqV00


八幡「雪ノ下は由比ヶ浜に2つ罠を仕掛けていた」

結衣「わな?」

八幡「まあわざわざ2つに分けなくてもいいんだが」


八幡「1つ目は、事前に席替えの話題が出た際に『低い確率になる』と言っておいたこと」

八幡「結構な低確率になることは直感でも分かるが、重要なのは『計算』を意識するよう仕向けることだ。それにより解答者はあくまで確率の計算問題として処理するようになる。今回は事前の会話で布石を打ったというより後から利用したってだけだろうけどな」

結衣「ふ、ふーん」


八幡「で、2つ目。ここも事前の話題が絡むっつう意味では同じだが、登場人物を3人にしたことで奉仕部3人とリンクさせ、『クラス替え』イコール『2年から3年への進級』と解答者に問題文をすり替えさせたんだ」

八幡「雪ノ下が由比ヶ浜の注意を最も遠ざけたいのは『高校3年』の部分だからな。俺らの4月のクラス替えに結びつければ、頭の中のイメージは勝手に高2から高3のクラス替えに限定されちまうわけだ」

結衣「ふ、ふーん」


八幡「由比ヶ浜、理解できてる?」

結衣「う、うん、余裕! つまり、詐欺ってことだよね!」

八幡(あ、余裕で分かってないご様子でいらっしゃる)


八幡「ま、そんなわけで答えはゼロ。お前らしくない捻くれた問題だったな、雪ノ下」

雪乃「そうね。さすが比企谷君、見事な不正解だわ」

八幡「ああ………」


八幡「………は?」




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