26:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/16(日) 18:25:40.15 ID:yyfY2MWv0
「そうか、今の童貞は知らんのじゃな。自分たちがどれほど危険な状況に曝されているか」
「危険?」
「まあ処女の妖精にはもう出会っておる事じゃし、奴らの童貞に対する執念が尋常ならざるものだというのは頭に入っておろう」
ふとジジイの顔に影がかかった。
ん?と首を傾げ、二人で上を見上げる。
上にはブルーシートを木の棒で渡しただけの簡素な屋根があるばかりだ。
雲か鳥でも、と思う間もなく、すぐに答えは降ってきた。
「っあああああああああああああ!!」
「うぉぉおおおおぉぉおおおおッ?!」
ブルーシートの屋根、めでたく壊滅。
親方、空から女の子が!
「それも三人かよ……気象予報士仕事しろマジで……」
「コー……コホー……」
「昨日はお世話になったわね」
「もー何このボロい家ー。服破けたし」
右からボールギャグを口にあてがったほぼ裸の女、昨日の赤髪の女、これでもかとフリルの付いたゴスロリにツインテールの女。
全員が全員人並み以上に可愛い(もしくは美人)が、妖精になるには容姿の審査も必要なのだろうか。
大抵がデブかブスかを想像していただけに面喰う。
こいつ等全員処女かよ。てか妖精かよ。
四の男どもは何をやっているんだという感想は、真っ直ぐ自分に向かってきそうなブーメランだ。
「あーあー人んちをべこべこにしやがってこの処女共は」
ジジイは落ち着き払って茶を飲みほした後、その辺に散らばった木の棒や段ボールを片付け始めた。
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