23: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/08(土) 00:02:58.67 ID:fe/1sMHr0
クラッカーの炸裂音が響くと、反射的に体がびくりと震えた。それは我が家の愛猫も同じで、とっとっとっと軽快な足取りで俺の脚をかすめ、リビングを出ていく。
状況が理解できない。そんな心境で、目の前の3人をただぼうっと見据える。
「ぷっ、あはは! ヒッキー驚きすぎでしょ」
「そうでないとサプライズをする意味がないのだから、これはある意味良い反応ね」
「そっかそっか。そうだよね」
「おい、どういうことだ」
顔にかかったままのクラッカーから飛び出したテープを取り去り、楽しそうに顔を見合わせる目の前の2人組に問う。
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