26: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/08(土) 00:07:37.54 ID:fe/1sMHr0
「俺18歳なんだけど」
「わかってるよ。だからこれから足すんじゃん」
「……お前、だからろうそく買わせたのか?」
「そ。いやー足りると思ったんだけど15本しか家に無くてね。それでお使い頼んだんだ」
自分の誕生日ケーキの上に刺すろうそくを買わされるとか。知らなかったからいいけど。何だか微妙な気分だ。
「では小町から!」
そう宣言して、ケーキの空いてる部分にろうそくを立てる。
「はい。ではでは次の方どうぞ」
「うん、じゃあ。……えいっ」
掛け声とともに刺したのは由比ヶ浜だ。少し横にずれると、雪ノ下のためにスペースを作った。
「では。えい」
ゆっくりと白い指が離されると、遂に18本のろうそくは出揃った。その光景を見て、感想がぽつりと漏れる。
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