過去ログ - 八幡「やはり俺たちのがっこうぐらしは間違っている」
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◆ExcbJR30iQ
[saga]
2015/08/15(土) 22:23:00.88 ID:Wwg9r2Wi0
――回想・屋上にて
八幡「小町…小町…ぁぁ…小町…」ガクガク
ドンドンドン!!
あ“あ”あ“…ぅぅ…ぁ”ぁ“…
平塚「比企谷!!」
雪乃「比企谷くん…助けて…」
結衣「い、いや!止めていやああ!!」
八幡「」ビクッ
3人の声が心に響いた。絶望の淵から意識を覚醒させる
八幡「…っ」クルッ
姫菜・三浦「ぅぅ…ぉぉ…」
先ほどまで被害者だった同級生は、この短時間で変わり果ててしまい、扉を抑えている彼女達へと両手を伸ばしながら向かう
八幡「……………」
八幡「先生…雪ノ下…由比ヶ浜…」ググッ
悲観してる場合じゃなかった、迷ってる場合でもなかった
皮肉にも目まぐるしく変わる非常事態が逆に、自身の自我を保つ事に繋がった
八幡「くっ…!」ブンッ
ゴシャッ!ゴシャッ!
ドサッ
姫菜・三浦「……」ピクピク
八幡「ぜぇ…ぜぇ…」
まだ動いてる。どどめにもう一発
ゴスッ、ゴスッ
八幡「ぜぇぜぇ……」
雪乃「ありがとう…比企谷くん…」
平塚「助かった…」
姫菜・三浦「」
雪乃「三浦さん…海老名さん…」
平塚「……」
小町「」
雪乃「小町さん…」グス
雪乃「くっ…」ボロボロ
八幡「……」プルプル
カランッ
俺はその場でスコップを力なく落とす。体中の震えが止まらない
結衣「いや…いや…」
結衣「なんで、どうして」ボロボロ
結衣「いや…いやああああああぁぁぁ!!!!」
――――
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