過去ログ - (モバマスSS)「私のおとぎ話」
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11: ◆stww/BS79E[sage saga]
2015/08/09(日) 01:29:01.49 ID:im4Oexc40
7、1つの区切り

 女の子がアイドルになって月日が過ぎたある日…
女の子が事務所の扉を開くと…

パンッパンッ!
と破裂する音と女の子の足もとに綺麗な紙が舞い落ちました。

女の子は驚いてしまいましたが、
よく見ると綺麗な紙はクラッカーの飾りでした。

呆気に取られているとプロデューサーさんから
「お誕生日おめでとう!」とお祝いの言葉とナデナデがきました。

女の子は自分の誕生日をプロデューサーさんからお祝いしてもらえると思っていなかったので、
お返事が上手くできません。

「わわ…あ、ありがとう…ございます…。
大きくなったんですね…私…けど…あんまり変わらない…かも…?」
と、やっと少し落ち着いて返事をしました。

プロデューサーからは
「帰りたいって泣きそうになっていた子が立派なアイドルに変わったんだから、すごく成長したよ」
と返事をもらいました。

女の子は、プロデューサーさんとの出会いを思い出して少し恥ずかしくなってしまいました。
ちょっとだけ仕返しがしたいと思った女の子は…

「はじめは…プロデューサーさんのこと…こわいかもって思ってました。
でも今は……。えへへへ…。やっぱり…ひみつ」
と、ちょっとイジワルな笑顔でプロデューサーに伝えるのでした。

そして、一緒にケーキを食べながらお仕事のお話になりました。

夏は浴衣を着て一緒にお祭りに行きました。
賑やかな場所が苦手だった女の子にとってお祭りは行きたくない場所だったけれど、
プロデューサーがずっと一緒に居てくれるから、楽しめたことを思い出していました。

他のアイドルとも一緒にお仕事が出来て嬉しかったことも話しました。

ずっと裾を掴んで離さない女の子が可愛かったとプロデューサーに言われて、
少し恥ずかしくなってしまいました。

今度は、お正月のお仕事が決まったようです。

女の子は、一緒に初詣に行って、一緒におみくじをする約束をして…
もっともっと2人で一緒に頑張ろうとプロデューサーと指切りをするのでした。

そして、成宮由愛という名の女の子は妖精のようなアイドルとして、
銀の靴を脱いで、プロデューサーさんとずっと一緒に頑張るのでした。



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