過去ログ - 電「青い海とくっつきそうな空なのです!」
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12:名無しNIPPER[sage]
2015/08/09(日) 22:26:47.12 ID:DdSwbmJ0O
今日も海はとっても青くて、空とくっつきそうなぐらいなのです。
さらさらと風がかみを撫でていって、少しだけくすぐったいです。
すると、急に風がぴゅうとふいて暁ちゃんの麦わら帽子が飛んでいきます。
私はあわてて拾おうとしましたが、おもいっきり車いすからころんでしまいました。
まだ、車いすにはなれません。この間もベッドからおきようとしてころんじゃいました。
以下略



13:名無しNIPPER[sage]
2015/08/09(日) 22:27:15.58 ID:DdSwbmJ0O
海をながめていると、あの時の事を思いだします。
あれは嵐の海でした。
敵を倒しても倒しても、荒れ狂う波のすき間から敵がたくさんでてきて私たちは傷だらけだったのです。
響ちゃん、雷ちゃんは駆逐イ級の口に魚雷を投げ込んで爆発させていきます。
暁ちゃんと私は、空母ヲ級が放つ飛行体を連装砲で撃ち落とすのに必死です。
以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2015/08/09(日) 22:27:50.33 ID:DdSwbmJ0O
私は暁ちゃんの方に全力で駆けていって、暁ちゃんを突き飛ばしました。
何かを叫ぶ暁ちゃんの声と、熱く燃えるような足の感覚を感じながら私は気を失ったのです。
それからの事はあまり覚えていません。
かすかに聞いた、暁ちゃんと響ちゃん、雷ちゃんの叫び声だけを覚えています。
はっと気づいたときには、鎮守府の近くの海域でした。
以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2015/08/09(日) 22:28:38.94 ID:DdSwbmJ0O
結局、私の足は神経が切断されていて、膝から下が動く事はありませんでした。
私は司令官さんに退役を申し出ましたが、断られてしまいました。
司令官さんいわく「戦いは海だけじゃない、陸から皆を支えられるように秘書艦になって欲しい」と言われてしまいました。
もちろん、私がきちんと一人で車いすで動けるようになってからてす。
早く車いすに慣れて、みんなに恩返しができるようにならなきゃ。
以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2015/08/09(日) 22:29:16.31 ID:DdSwbmJ0O
おわり


17:名無しNIPPER[sage]
2015/08/09(日) 22:48:00.57 ID:MBM2f/NvO

とりあえず読みにくいから改行して工夫する事をおすすめする




18:名無しNIPPER[sage]
2015/08/09(日) 23:18:52.60 ID:LY2dj4MZo
スレタイとのギャップ


19:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 14:34:19.58 ID:iy0wpAQTO
スレタイでほのぼの系だと思ったら内容でビビった
でも面白かった乙


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