132: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 01:57:59.04 ID:s8phhYh5O
面と向かってはっきりと云われるのは、凛にとって、とても気恥ずかしかった。
これまでずっと、似たようなことは云われてきたが、決まって邪な色が言葉に込められていたものだ。
しかし彼女から感じられるのは、美しいものをそのまま美しいと云う、素直な溜息だった。
「あ……ありがと」
凛は顔を紅くして、慌ててロッカーの方へと身体を向け、いそいそと着替えを続けた。
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