過去ログ - 渋谷凛「私は――負けたくない」
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204: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 02:53:34.47 ID:s8phhYh5O


――

「さて、ではそろそろスタジオへ向かいましょうか。プロデューサーの皆さんも、一緒についてきてください」

明が、頃合いを見計らって告げた。

今日はこのまま、過日、麗の手ほどきを受けたのと同じ貸しスタジオで初レッスンとなるらしい。

通常、スタジオへはレッスンを受ける者のみが向かう。

しかし今日は初回だ、各アイドルの身体能力など、プロデューサーが知っておかなくてはならないこともある。

アイドル・トレーナー陣だけでなく、社長も含め、ちひろ以外の全員ご一行様で出発だ。

大所帯でぞろぞろと移動するさまは一種異様で、対向の歩行者がそそくさと道を譲るほどだった。

社長はじめ奇妙な態をした男どもが先頭で風を切っているのだ、然もありなむ。

凛は少々の申し訳なさを感じつつ、身を縮こまらせながら歩く。



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