254: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 03:41:40.55 ID:s8phhYh5O
――
凛は、脳天に固い物が当たる感触で鈍く覚醒した。
まどろみが断たれたことに軽い不快感を憶えながら、ゆっくり頭を持ち上げる。
薄く目を開けると、普段、眠りから覚めた時に見えるはずの、自室の天井ではなく――
まもなく定年となる老教師が、畳んだ教科書を片手に立っていた。
879Res/463.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。