過去ログ - 渋谷凛「私は――負けたくない」
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284: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 03:59:23.44 ID:s8phhYh5O
無論、これまでただの一般人高校生だった凛に、初めての場でいきなり仕事意識を要求するのは酷な話なのだが。

それでも当人にとって、この日の醜態は人生最大の自己嫌悪をもたらすのに充分すぎた。

浜風になびく長い髪が頬をくすぐっても、気にかける余裕はない。

Pが彼女をここに置いていってから、どれくらいの時間が経っただろうか。

革靴がコンクリートを踏む音に気付いて、凛は顔を挙げた。

時計を見ていないのでわからないが、しかし思考渦巻く凛自身にとっては意外なほどの早さで、Pが戻ってきた。


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