過去ログ - 渋谷凛「私は――負けたくない」
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289: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 04:10:04.87 ID:s8phhYh5O
凛は鞄を一度置いて、形の良い人差し指を顎に添えながら思案に耽る。

「んー、最初さ、麗さんに見てもらったとき、存在を表現することが気に入ったんだよね」

アイドルの世界に踏み込もうと決心した、あの日のことだ。

「存在の表現……つまり演技か?」

「あーううん、演技っていうよりは……歌や踊り、かな?」

明るいメロディに合わせて楽しく、哀しいメロディに合わせて情緒豊かに。

一言で歌・踊りと云っても、それらで表現できることの多彩さに圧倒された記憶は、凛の中で強烈に残っていた。


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