387: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 05:30:33.37 ID:s8phhYh5O
帰路に就く友人らと別れ、凛とPは飯田橋の街を事務所まで歩く。
凛は表向き無感情な顔をしていたが、その内心は昂りを禁じ得なかった。
自身が他人に与えた好影響の手応えを、ひしひしと感じたからだ。
ステージの緊張感、スポットライトの熱さ、一身に受ける歓声、そして笑顔になる観客。
自らの歌に、誰かが聴き入ってくれる。
自らのビジュアルに、誰かが見蕩れてくれる。
自らのパフォーマンスに、誰かが興奮してくれる。
もっと観て。
もっと私を視て。
もっと私の歌を聴いて。
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