427: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 05:57:28.57 ID:s8phhYh5O
勿論、凛は自分が卯月たちより勝っているとは露程も思っていない。
むしろ彼女らより明らかに劣っている。それは最初のレッスンの刻から判り切っていた話だ。
それでも、改めて第三者に落ちこぼれの烙印を押されると云うのは、軌道に乗り始めた凛には辛い現実だった。
――あっちの方がずっと骨があったにゃ。
――専属の指導者がいるのに恥ずかしくないのかにゃ?
みくの声が、まるで洞窟の残響のようにずっと頭の中をこだまする。
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