過去ログ - 渋谷凛「私は――負けたくない」
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668: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 20:42:13.26 ID:3+pD+bLQo
Pは再度教諭へ向き直って、顎を引いた。

「しかしこちらの渋谷凛さんは既に芸能人であり、いづれこうなるだろうことは予見されて然るべきでした。
 見通しの甘さは、ひとえに我々CGプロダクションの責です」

ほら見ろ、と云う色の表情をした教諭へ、さらに告げる。

「渋谷凛さんにとって今回のことは、もはや不可抗力です。彼女を責める言葉は、
 本来は出版社や低俗なカメラマンに向けられるべきです。
 彼らの巧妙な手口によって、それは不可能ですが……」

「ですから、くだらないことをしている所為でその罰が当たったのでしょう!」

Pは、視界の端に凛が顔を歪めるのを見た。今の彼女は、存在そのものが否定されているに等しい。


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