86: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 01:01:02.23 ID:s8phhYh5O
「新しいことを求めて、何かを変えようと必死で藻掻いても、何も変わらなかった! 何も変えられなかった!」
――結局、大人や社会が敷いたレールの上を走って、いくつかの選択肢をつまむだけ。
「自由に走り回れることなんてない! それが赦されるのは、運命に選ばれた一握りの人間だけだよ!」
凛は、これまでの満たされない渇望と、鬱屈した諦めを吐き出した。
肩を上下に揺らす凛を、Pはしばし見詰め、
「……難しく考えずに、変化を求め続ければいいんじゃないか?」
やや時間をおいて、ゆっくりした声で云った。
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