90: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 01:03:17.47 ID:s8phhYh5O
「確かに、アンタの云う通り……でも、アイドルなんてこれまでの生活とガラリと違う場所、本当に行けるの?」
そう、いま立っている分岐路は、全く未知の世界へ続いているのだ。
見たことのない土地を、地図も持たずに歩いているようなもの。
不安が無いと云えば嘘になる。いや、むしろ、不安しかない、と云ってよい。
Pは、凛の確実な変化を感じ取り、彼女の手許にある自分の名刺を指差した。
「そうだな……もしよければ、日曜日の十時、そこに書いてある住所まで来てくれ」
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