95: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 01:05:57.40 ID:s8phhYh5O
対して、その少女は、我方を振り返った凛を見て、口を半開きにさせ放心気味で呟いた。
「うわぁ……綺っ麗〜……」
期せずして発したであろう、その言葉が凛の耳に入り、少し眉をひそめた。
それは、気恥ずかしさによるものだったのだが、少女にはそう映らなかったらしい。
はっ、と云う顔をして、慌てて謝ってきた。
「あ、ご、ごめんなさい! いきなり、し、失礼なことを……」
腰を直角に折り曲げるくらいまで、勢い良く何度も頭を下げる。
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