過去ログ - 五十嵐響子「何でもない日、特別な日」
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11: ◆J6sXPQ/xjk[saga]
2015/08/10(月) 15:48:49.83 ID:0slTzf2Do
「……響子ちゃんが俺に意地悪をする」

「えっ!? してないです!」

「こんな残酷なフェイント初めてだ……」

「違います! じゃあ、じゃあもう一回ですっ! はい、ふー、ふー、はい、あーんっ」

 食べてもらっちゃいました。口の端から垂れてしまったパスタを指でつまみ、口の中へ戻してあげます。手はこれでもかってくらい念入りに洗ってあるので問題ありません、汚くないです。

 指先で触れた唇がやわらかくて、男の人の唇もふにふにしてるんだと思ったらもう、どきどきが半端じゃ無くて結婚したいって思いました。

「ちょっとやわらかめだな」

「は、はいっ、思ったよりやわらかくてビックリしました!」

「じゃあもう鍋の火は止めようか」

「そうですね! パスタの話ですね!」

 夢中になって茹ですぎたようです。やらかしました。


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