過去ログ - 仮面ライダー×艦これ オンドゥルこれくしょん 夏休みスペシャル 
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113: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/08/11(火) 02:15:20.59 ID:JYR1T6Zu0

【BGM:華麗なるブレイド】https://youtu.be/3XSRSJjGU-0



直後、オーシャン・ドーパントが第二砲撃の準備を整えつつあることにレンゲルも気づいた。

躊躇っている暇はない。彼は二枚のカードを取り出した。

虎と象のカードだ。その中には、共に戦った二体のアンデッドの想いが、魂が詰まっている。

「今こそ俺と共に戦ってくれ・・・。カテゴリーJ、カテゴリーQ!」



『ABSORB QUEEN』



レンゲルはラウズアブゾーバーを起動し、その中にカテゴリーQのカードを装填する。そのアブゾーバーは、相川始が彼に手渡したものだった。

「させるかぁ!!」

オーシャンは第二砲撃を発射した。



『FUSION JACK』



ゾウのカードを読み込ませた瞬間、金色のゾウの幻影が飛び出し、雄叫びと共にレンゲルと融合する。次の瞬間、レンゲルの身体は筋骨隆々の姿に変化していた。その上半身はゾウの腕のごとく逞しくなり、肩には象牙のような突起が備わっていた。そしてその強さを誇るかのように、杖の先端には鋭い刃が宿っていた。

ここに、レンゲル・ジャックフォームが誕生したのだ。

「なんだと・・・!?」

驚いたオーシャンは狙いが反れてしまった。僅かに当たった砲撃も、その強靭な鎧には傷一つつけることができない。

レンゲルは睦月を下がらせ、モグラと白熊の描かれた2枚のカードを取り出し、杖にスキャンさせた。



『Screw,Blizzard, Blizzardgale!!』



モグラがドリルのような腕を回し、白熊が猛吹雪を放つ。その2体の力が杖に吸い込まれてゆく。

レンゲルはその巨体から考えられないような跳躍力で飛び上がり、オーシャン・ドーパントに向かって杖から強烈な冷気の竜巻を放った。その冷たい竜巻によって、巨大なクジラの怪物は凍りついてしまい、自重でゆっくりと地上へと落ちてしまった。

地響きを立てて着地したレンゲルは、その隙を逃さない。荒々しく突進し、その回転をかけた強烈な拳で凍りついた怪物を殴りつけた。

その衝撃に怪物は耐え切れなかった。体内の燃料部分に引火し、火を吹いて爆散した。

オーシャンのメモリも体外に排出されて崩壊し、怪物は兵士の身体へと戻った。



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