過去ログ - 仮面ライダー×艦これ オンドゥルこれくしょん 夏休みスペシャル 
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139: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/08/11(火) 02:38:02.05 ID:dRGowMXm0

【BGM:スキップタイム】ttps://youtu.be/jg8g1b4h2W4



「よっし! 艦娘の女の子達も全員助け出した! 祝勝バーベキュー大会やるぞぉ!」

「おー!!」

仁藤は勝手に鎮守府の食材をかっぱらって焼いていた。しかも、祥鳳も瑞鳳も真由も、誰ひとり止めず、食材に焦げ目がつくのを楽しんでいた。

ミーナは超能力で火を付け、火加減の調整をしていた。

「おー、姉ちゃん。材料借りてるぜ」

「はいはい。いっぱいあるんで、どんどん食べてくださいね?」と間宮。

その後、仁藤はいい具合に焼けたウィンナーにマヨネーズをかける。

「ま、マヨネーズですか・・・?」

引きつった顔で真由。

「なんだよ、ウメーんだぞコレ。ほら、皆まで言うな。に試しに食ってみろって」

だが、少女たちはマヨネーズ付きウィンナーにはさすがに食指が伸びなかった。

「美味そうだな。これ食ってもいいかな?」

突然橘さんが割り込んで言った。

「おぉ!アンタもマヨラーなのかぁ!?」

仁藤は喜び、マヨネーズがたっぷりかかったウィンナーを手渡す。橘はその端正な風貌にもかかわらず、そのウィンナーにむしゃぶりついた。

「美味い、これは美味いぞ!」

顔を白い粘液だらけにしながら爽やかな笑顔で橘は言う。

「おぉ!アンタ話がわかるじゃねーか!」

話のわかる友に出会い、仁藤は大喜びした。

「アレ・・・止めなくていいのか?」と長門がバーベキューの様子を見て言う。

「いいんじゃない? もう私達戦わなくていいわけだし。今日はパーっとやっちゃいましょうよ!」と陸奥が微笑む。

「そうだな・・・! ビッグセブンの食いっぷり、見せてやろう!」

腕を捲り、長門もバーベキュー大会へと参加した。

その様子をみて、陸奥をはじめとした他の艦娘達もバーベキューの輪に加わる。

穏やかな祝勝会が始まった。赤城や加賀、愛宕や高雄達も、静かに食事を楽しんでいた。

しばらくすると、砂浜の上の砂防コンクリートをステージにして那珂が上がった。どこから持ってきたのか、その手にはマイクもあった。

「よーし! こっこからは元鎮守府のアイドル、那珂ちゃんのステージでーすっ!! 艦娘のみんなが救われたことを記念して、那珂ちゃん歌っちゃいまーす!『恋の2‐4‐11』、ひとっ走り付き合ってくださーい!」

「おぉーっ!!」

艦娘や仁藤たちが歓声をあげた。



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