過去ログ - 仮面ライダー×艦これ オンドゥルこれくしょん 夏休みスペシャル
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◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/08/10(月) 21:36:37.60 ID:mbeqyHx10
一緒にバイクに乗って、一時間ほど走った後に着いた所は宇宙京都大学という大きな学校だった。とても大きいけど、静かで、厳粛な雰囲気の場所だった。
木は整然と並んでいて、重々しい校舎がいくつも建っている。鎮守府では見たこともない、異世界の風景が広がっていた。
何より驚いたのは男の人達の多さだった。鎮守府には男の人がいなかったから、ちょっと怖かった。
私は弦太朗さんに手を引っ張られ、とある大学の研究室に連れて行かれた。
その部屋にはちょっと丸顔の静かな雰囲気の男の人と、見るからに明るくて元気そうな女の人がいたの。
「おぅ、ユウキ! 久しぶり! 日本には昨日帰ってきたのか!!」
「そんなことより弦ちゃん弦ちゃん! この子ダレ? まさか彼女だったりする!?」
「彼女じゃねぇよ、海で溺れそうになってたところをたまたま助けたんだ!! 確か名前はっと・・・」
「如月・・・です・・・」静かに私は呟いた。
「私は城島ユウキ、よろしくね! とりあえず、着替えよっか!」
私はかわいらしいはやぶさくん(ユウキさんのデザインらしい)がプリントされたTシャツを貸してもらい、着替えたあとで研究室の丸椅子に座らせてもらった。
「俺は歌星賢吾。ここの大学で宇宙について研究をしている。
それにしても、キミも如月か・・・。フルネームを教えてくれないか?」
でも私にそんなものはない。 艦娘には苗字なんてなかった。
「それが・・・、私、なぜか苗字はないんです。名前が『如月』なんです・・・」
「そうか・・・。キミについて、知ってることをできるだけ教えてほしい。できる限りで構わないよ」
丸顔の男の人は静かに尋ねてくれた。穏やかな表情から、私に気を遣ってくれてるのが分かった。
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