10:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 22:39:52.77 ID:MT23NhvlO
大根めしをひとくち食べる。
しょうゆの香りと、ごま油の香ばしい香りがふわりと広がり、大根の甘みが米の甘みと合わさって
「おいしい…」
自然と二人はそう口にしていた。
元は貧しい農村で食べられていた素朴な料理ではあるのだが、きちんと作れば病みつきのうまさだ。
赤城はよほど気に入ったのか、一口二口と箸がすすみ、あっというまにどんぶりの半分を食べた。
北上の口にもこの大根めしはよく合った。
しかし、何故か心が晴れぬ。いや、何かが胸につかえている。
15Res/8.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。