過去ログ - 八幡「一人暮らししてたら雪ノ下さんが転がり込んできた」
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191: ◆t11zgaSFtY[saga]
2015/09/07(月) 00:02:28.89 ID:RU+iorzDO
八幡「どうした?」

沙希「な、何でもない」
八幡「んん?」

沙希「あんたはさ、雪ノ下の姉貴を選ぶの?由比ヶ浜を選ぶの?」

八幡「まだわからん」

沙希「あんたね…」

八幡「こちとら生まれてこの方ほとんど女に縁が無かったのにいきなり選択肢突きつけられて選べるかよ。逆にお前が俺と同じ状況になって選べるのか?」

沙希「…」

八幡「お前と由比ヶ浜が知らない仲じゃないから由比ヶ浜を応援するのは分かるけどな、陽乃さんは陽乃さんで魅力的だし由比ヶ浜は由比ヶ浜で魅力的なんだよ」

沙希「贅沢な悩み」


八幡「ホントにな、しかも残念なことに陽乃さんは俺ごときが逃げられる相手でもないし、由比ヶ浜からはもう逃げるわけには行かなくなっちまった」

沙希「半分は自業自得でしょ」

八幡「自業自得で痛い目にでも遭うなら甘んじて受け入れもするがな、優しいんだよ二人とも」


沙希「あんたはその優しさに応えたらいいでしょ」

八幡「半端な真似をして二人とも傷つけるだけになったら、もうどうしようもないだろ」

沙希「分かってるなら早く選べ」

八幡「俺と雪ノ下のこと知ってるだろ?」

沙希「まあね」

八幡「仮にどちらかを選んだとしてだ、あの痛みを選ばなかった方に与えることになるのは相応の覚悟がいる」

沙希「長引いても似たような事になる」

八幡「正論だがな…」

沙希「時間を掛ければそれに比例して傷は深くなるでしょ」

八幡「…」

沙希「あんたの女の趣味は知らないけど、雪ノ下にフられたあんたですら前向きに新しい相手に進もうとしてる、あの二人が出来ない訳がない」

八幡「!」

沙希「優しさのつもりで人を傷つけるのがこの場合一番タチが悪い」


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