過去ログ - シモン「共に行くぞ!ジェネシックガオガイガー!ゴッドガンダム!!」
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71:名無しNIPPER[saga]
2015/08/25(火) 17:30:45.54 ID:AlxNtsBq0
「どういうことだ、凱、ドモン?」

ふと彼らに視線をやるとばつが悪そうに視線をそらす。つまりはそういう心当たりがあるわけだ

「いやーなんというか、ハハハ……」

「フン、状況が状況だったのでな」

それは先日のこと、事の重大さを考慮したロシウが凱とドモンの寝こみを兵に襲わせ連行しようとした時のことだったのだが……

「寝こみを襲うなど笑止千万ッッ!!石破天驚拳が生身で撃てないと思ったか!!!」

こんなことや

「よっしゃぁぁ!!ドモン、防衛システムはダウンさせたぜ!!!」

こんなことがあり、ロシウは彼らを罰するのは不可能だと判断せざるを得なかった、渋々だが

「やるじゃねぇか!!テメーらますます気に入ったぜ、このままグレン団はいっちまえよ、なぁシモン?」

「それは頼もしいな、お前達さえよければ俺は歓迎するぜ」

「残念だが俺には帰る場所があるからな、だがそれまでは何かの役に立てればと思っているよ。Gストーンもそういってるみたいだ」

「一宿一飯の恩は返すつもりだ。しかし俺もそう長くは居れん、何よりこちらに来たのには目的あってのこと、尚更な」

「―――そうか、まぁそれまではゆっくりして行けや。なんでも協力すっからよ」

「で、ロシウ。その俺達を呼んだ用ってのは?」

「はい、皆さんには別の形で責任を負っていただきます」

「別の形?」

「シモン総司令、貴方には獅子王凱及びドモン・カッシュの監視役としての使命を与えます」

獅子王凱、並びにドモン・カッシュには大グレン団特別団員の資格及び一定期間の独立行動権を付与

シモン総司令は上記二名の監督を請け負うものとする。有事の際にはこれらを迎撃、完全破壊を使命とする

ただし、グラパール隊及び大グレン団出撃要請の際には上記二名にもスクランブルコールが発せられる。これを拒む権利はないものとする

「首輪付きか……まぁ追い掛け回されるよりはいい。好きにやらせてもらう」

「機材は好きに使っちゃって〜、使い勝手は保証するわ」

「それはありがたいな、もしもの時は駆けつけるよ」

「なーんだ、別に大した事でもないじゃねぇか」

「それが、そうでもないのよね」

空気がピリリと入れ替わる。広い会議室はその緊張の圧力か狭苦しい空間のように錯覚させる何かを醸し出していた

「私の予測ではあなた方に責任を負ってもらう時期はそう遠くないと思っています」





「100万匹の猿が地上に満るとき…月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす」




「……ロージェノムの言葉か」

「そう、猿というのが我々人間を指すのであれば恐らく一週間後には到達する数字でしょう」

「おいおいおい!んなこと言ったってよ、俺らのガンメンも使えねーのにどうすんだよ?」

「だから!私は正確な人口の調査を進め、グラパール隊の配備を進めていたんです!!それを……」

イレギュラーが現れ壊滅させてしまった。ロシウにとってこれは全くの計算外であることは考えるまでもない

「そんな事情があったのか……軽率だった」

「終わったことを考えても仕方あるまい。リーロンといったな、俺たちの機体はいつ直るんだ?細かい調整は俺たちがしなければならないだろう、急いでくれ」

「それがね、ギリギリ一週間なのよ」

最優先でグレンラガン、ジェネシックガオガイガー、ゴッドガンダムを昼夜を徹して修理し続けてギリギリ到達できるかどうか

未知な部分も多いガオガイガーやガンダムタイプを考慮し、もっとも希望的観測をしたとしてもこれ以上早くはならないというのが彼の結論だった

「グラパール隊やキタンたちのガンメンは間に合わないということか……」


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