過去ログ - シモン「共に行くぞ!ジェネシックガオガイガー!ゴッドガンダム!!」
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75:名無しNIPPER[saga]
2015/08/26(水) 18:52:19.27 ID:bt44I/uJ0
chapter12束の間の休息

ロシウの言葉から一週間、凱とドモンはそれぞれ思い思いに過ごしていた。

尤も、マシンの修理が大グレン団委託なせいかジェネシックマシン単体やコアランダーの修復の段取りも曖昧で、結局は徒歩や貸し出しのマシンで迎える範囲での探索、
他は休息にあてたり互いに組み手をして己を高めたり、ノリのいいグレン団メンバーに連れまわされたりと大半を娯楽に費やしてしまっていた

場所はカミナシティの某病院、せっかくなのでとキヨウの見舞いへとドモンと凱も駆り出されていた

「おじさん!ちょーベリーかっちょいいロン毛だな!!俺キヤル!ねーちゃん二人はもうだめだけど、俺はフリーだぜっ」

まとめていうとちょベリかちょロン、こっちの世界では断じて死語ではない、死語ではないのだ

「おじさんはやめてくれよ、これでも俺は23だぜ?」

「ま、テメーにならキヤルを任せられるな、凱の方はどうなんだよ?」

「嬉しい話だが俺には大切な人がいるんだ。きっとキヤルにもそんな人が現れるさ」

「ちぇー、兄ちゃんより強いしイケメンなのにー」

「バーロー!凱には負けてねー!ドモンにだってもっかいやりゃあ………」

「俺なら構わんぞ?」

ガンダムファイターの性か、すでにキングオブハートの紋章が光り輝き、自然と構えも流派東方不敗のそれになっている

「そ、そのうちな、その内」

「えーっと聞いてた病室はここか」

扉を開くと筋骨隆々とした優しい顔の大男と、ベッドにかける金髪の美女

「おぉ、来てくれたか。そっちが例のお客さんだな」

「初めまして、俺は大グレン団の特別部隊所属の獅子王凱」

「同じくドモン・カッシュだ、よろしく頼む」

「ねぇねぇキヤルー、お兄ちゃんはどっちの人にコテンパンにされちゃったの?」

「ドモンだよ!帰ってきたときボッコボコでさー」

「余計なこと吹き込むんじゃねぇ!!―――んで、どうよキヨウ腹ん子はよ」

「うん、お医者さんの話だと数日のうちにはって感じみたい」

「―――そっかぁ、数日か。おじちゃん、おめーらのことはぜってぇ守るからな」

数日中、それが意味することは想像に難くない。
三機が大グレン団のドックを占領してることもあってか、結局辛抱ならずに自腹を切りレイテの工場に駆け込んでしまった
キングキタンは幸い破損の程度は酷いものの、予備パーツも充実していることからそう時間はかからないとのこと

三機が出られない場合最悪自分だけでも―――というのがキタンの伯父としての決意であった


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